自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日
1.事業の方針
情報技術の進展により広報メディアが多様化し、様々な情報が氾濫する中、行政機関や各種団体においては、より魅力ある広報の展開が求められている。
そこで、戦略的な広報実施に向けた企画立案や広報紙の原稿作成、写真撮影、デザイン・レイアウト等、広報の基礎的能力の向上を図るための研修や各種メディアに対応した実践的・実務的な研修、専門家による広報紙診断等、職員の広報スキルを高め、会員の広報力向上に寄与する事業を展開した。
2.会議の開催
会議名 |
開催日 |
会場 |
(1)第1回理事会 |
平成28年6月16日(木) |
静岡県総合社会福祉会館6階602会議室 |
(2)定期総会 |
平成28年6月16日(木) |
静岡県総合社会福祉会館6階601会議室 |
(3)第2回理事会 |
平成29年3月22日(水) |
静岡中央ビル8階第6会議室 |
3.指導調整事業
(1) |
ホームページの運営・管理 |
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ホームページでは、静岡県広報コンクールの審査結果の発表を行った。
会員名簿のページは、会員自身による更新を随時行ってもらい、会員相互の連絡等に利用されている。 |
(2) |
広報紙診断 |
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申込みのあった32会員の広報紙診断と診断者による具体的な事後指導を県内5会場で実施
診断者 遠藤次朗氏
ピースデザイン代表/静岡デザイン学校非常勤講師
【事後指導】
日程 |
会場 |
対象会員 |
9月5日(月) |
静岡県中遠総合庁舎 |
菊川市・磐田市・掛川市・森町・JAとぴあ浜松・JA遠州中央・JAみっかび |
9月6日(火) |
富士市役所 |
富士市・富士宮市・御殿場市・三島市・裾野市・沼津市・JAなんすん |
9月6日(火) |
熱海市役所 |
熱海市・函南町・伊豆の国市・松崎町・JA伊豆の国・伊東市商工会議所 |
9月7日(水) |
静岡中央ビル |
静岡市・焼津市・島田市・吉田町・県立大学・市町村職員共済組合 |
9月7日(水) |
静岡中央ビル |
JAしみず・JA大井川・JAハイナン・JA静岡市・(公社)看護協会・コミュニティ推進協議会 |
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4.奨励事業
(1) |
平成28年度静岡県広報コンクールの開催(県広聴広報課と共催)
・審査会 平成29年1月23日(月)、県庁別館及び本館会議室
・応募数 101作品
・入賞作品 32作品
【応募・入賞の状況(3媒体6部門)】
媒 体 |
部 門 |
応募数 |
入賞数 |
最優秀賞 |
優秀賞 |
奨励賞 |
計 |
広報紙 |
市の部 |
21 |
1 |
3 |
3 |
7 |
町の部 |
9 |
1 |
1 |
1 |
3 |
団体の部 |
9 |
1 |
1 |
1 |
3 |
広報写真 |
一枚 |
32 |
1 |
3 |
5 |
9 |
組み |
24 |
1 |
2 |
5 |
8 |
映像 |
映像 |
6 |
1 |
1 |
- |
2 |
計 |
101 |
6 |
11 |
15 |
32 |
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(2) |
広報紙の推薦、閲覧等
|
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・ |
静岡県広報コンクールの内、市・町広報紙、広報写真(一枚・組み)、映像の最優秀作品それぞれ1作品と、県広報コンクールの審査対象外である広報紙部門の都道府県・政令指定都市部門2作品、ウェブサイト部門 3作品及び広報企画部門4作品等計14作品を全国広報コンクールへ推薦した。 |
・ |
静岡県広報コンクール参加作品、広報紙診断結果、会員等の広報刊行物、広報参考資料の閲覧を当協会事務局にて随時行った。 |
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(3) |
表彰 |
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平成27年度静岡県広報コンクール入賞団体(31作品)に対する表彰を平成28年度定期総会において行った。
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5.研修事業
(1) |
広報基礎セミナー(県広報課と共催)
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広報担当新任者や実務経験の少ない広報担当者を主な対象として、紙面づくりの重要な要素であるデザイン・レイアウトについて、紙面づくりの基本原則を学習した。
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〔講師及び研修テーマ〕
講師:大国 田鶴子氏
(オフィスO2代表 元さんらいふ編集長・元朝日新聞社記者)
研修テーマ:「広報紙づくりの基本を学ぶ すぐ役立つ編集のコツ」
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〔開催日及び会場〕
<東部会場> 平成28年5月24日(火)
沼津市水道部庁舎第3階会議室
<中部会場> 平成28年5月16日(月)
静岡県男女共同参画センターあざれあ第1研修室
<西部会場> 平成28年5月18日(水)
磐田市役所4階大会議室
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〔参加者〕 81名 |
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(2) |
広報実践セミナー(県広報課と共催) |
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読者が興味をもち、手に取り読みたくなるデザインやレイアウトの知識と技術の向上を図ることを目的に広報実践セミナーを開催する。
〔講師及び研修テーマ〕
講師:大村道彦氏
(mind-graphica(マインドグラフィカ代表
グラフィックデザイナー/ウェブデザイナー
常葉学園大学造形学部非常勤講師・
静岡デザイン専門学校非常勤講師)
研修テーマ:読まれる広報紙づくり “伝わる”レイアウト・デザイン
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〔開催日及び会場〕
平成28年8月1日(月)
静岡県男女共同参画センターあざれあ4階第1会議室
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〔参加者〕 43名 |
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(3) |
広報実務研修(県広報課と共催)
広報の専門的な知識を習得するための研修を5回実施した。 〔参加総数〕88名
回 |
開催日/会場 |
講師/テーマ |
参加者 |
1 |
平成28年
6月22日(水)
県庁西館4階
会議室B.C |
青田 浩治 氏
電通パブリックリレーションズ
ナレッジマネジメント部長
「プレスリリースの基本と活用〜記事になるリリースとは〜」 |
33名 |
2 |
平成28年
9月2日(金)
県庁別館7階
第二会議室A |
河井 孝仁 氏
東海大学文学部広報メディア学科教授
静岡県分野別広報アドバイザー(IT広報)
人を動かす戦略構築〜メディア活用戦略モデルを基礎に〜 |
14名 |
3 |
平成28年
11月30日(水)
県庁西館4階
第1会議室B |
白旗 保則 氏
グローバルデザイン株式会社代表取締役
社団法人日本広報協会広報アドバイザー
「インターネットの特性を生かした広報展開〜自治体ホームページ、SNSのトレンドとは〜」 |
22名 |
4 |
平成29年
1月12日(木)
県庁別館2階
第二会議室A.B |
萩原 和幸 氏
K&S Photograph∞
(社)日本写真家協会会員
静岡デザイン専門学校講師
「広報写真の意味とは?〜伝わる写真撮影のポイント〜」 |
17名 |
5 |
平成29年
2月10日(金)
県庁別館2階
第二会議室A.B |
萩原 和幸 氏
K&S Photograph∞
(社)日本写真家協会会員
静岡デザイン専門学校講師
「広報写真の意味とは?〜伝わる写真撮影のポイント〜」 |
2名 |
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6.出版事業
「平成28年版県政概要」の制作、頒布
7.その他
日本広報協会からの調査依頼等に対応 |
会員からの依頼に対応(市町村駅伝撮影等) |